ＳＭＢＣモビットの債務整理方法
（現 三井住友カード）

ＳＭＢＣモビットは、もともとモビットという会社で、プロミスとアプラスの共同出資で設立された会社です。

その後、三井住友フィナンシャルグループのグループ会社となり、株式会社モビットから「株式会社ＳＭＢＣモビット」と社名変更。

2023年7月1日付で、三井住友カードと合併し、三井住友カードを存続会社としたため、社名が「三井住友カード株式会社」に変わりました。

ちなみに、モビットという名称ですが、Mobile、MoneyのMo、データ単位のBitを組み合わせて作った造語です。

ＳＭＢＣモビット（現 三井住友カード）は、開業時から現在に至るまで、有名俳優が出演する親しみやすいＣＭを流していることでも有名です。

ＳＭＢＣモビット（現 三井住友カード）で任意整理手続きを進める場合、早期和解が原則です。

その理由として、債務整理手続きをすると通知した日から３ヶ月以内に和解契約をする等しなければ、一律で訴訟手続きへと進行してしまうためです。

当事務所のような司法書士や弁護士へ依頼した場合も同様です。

依頼した旨、専門家がＳＭＢＣモビット（現 三井住友カード）へ通知した日を起算として３ヶ月以内に和解をしなければ、一律で訴訟手続きへと移ります。

訴訟手続きへと移ってしまうと、返済金額や支払期間等、交渉条件が厳しくなりますので、より穏便に手続きを進めたい場合は、早期に和解することが必要です。

逆に早期和解さえできれば、利息や遅延損害金をカットしてもらうこともできるケースがあり、交渉自体はスムーズに進めることが可能です。また、将来利息のカット（任意整理手続き後の利息を０％にすること）や、返済開始時期も数か月先にしてもらう等、応じてもらえます。

ＳＭＢＣモビット（現 三井住友カード）への過払金請求ですが、ほぼ発生していません。

その理由として、もともと昔から低金利でサービス展開をしていたため、過払金自体が発生していないのです。

勿論気になる方は調査することもできますが、あまり期待しない方が良いでしょう。

ＳＭＢＣモビット（現 三井住友カード）は、早期和解さえできれば交渉も比較的スムーズです。ただし、取引期間が３年未満であったり、借りただけでほとんど返済していない、延滞期間が長期にわたる等、状況によっては３年３６回の分割交渉も厳しい場合があります。

そういったケースを除けば、任意整理の交渉が長引いたり、無駄な遅延損害金を付加されたりといったことが原則ありません。そのため、任意整理をすることで、毎月の返済額を下げることができ、完済目途もたてやすくなります。

将来利息のカットをしてもらうことも可能ですので、無理に返済を続けていくよりは、任意整理をして利息を０％にしてもらい、分割払いで同額を支払った方が、完済しやすいでしょう。

ＳＭＢＣモビット（現 三井住友カード）のまとめ