借金の返済額が大きくなっていて債務整理をしたいが、将来的に子どもの奨学金を考えている、教育ローンを組みたいと思っているので、影響しては困るから今は頑張って返済を続けるしかない・・・とお考えの方も多いかと思います。
では、実際に影響が生じるのかどうか、それぞれ以下詳しくご説明します。
特別に発生した事情は債権者に伝えることで分かってもらえることも多い。
高校、大学進学時に奨学金を検討する方はとても多くなっています。奨学金の申込みはその多くの対象者が未成年者(子ども)自身となります。
代表的な借入先としては「日本学生支援機構(昔の日本育英会)」があげられます。
上記のとおり、借りているのは子ども自身となるため、その親が債務整理をしていたとしても、子どもの信用情報に影響しませんので、その理由だけで奨学金の申込みができなくなることはないと言えます。
ただし、奨学金の申込みをするためには原則、連帯保証人が必要となってきます。
その際通常は親が連帯保証人となりますが、その親が債務整理をした後まもなくで信用情報に問題がある場合、連帯保証人として認められなくなります。
ただし、両親がともに債務整理をしていれば別ですが、通常はどちらか一方が債務整理をしていることが多いため、もう一方(債務整理をしていない)の親が連帯保証人となることができます。
もし親がいずれか一方だけであったり、両親ともに債務整理後であった場合、親以外の親族等に連帯保証人を頼む必要が生じますが、お願いできる方がいない場合は、奨学金の申込みができなくなる可能性があります。
そうした場合には別途、「機関保障」制度を利用することにより、奨学金の申込みをすることができますが、利用に際しては一定の保証料が発生します。
※すでに奨学金の申込みが済んでいて審査が通っているようであれば、その後に債務整理手続きをしても影響は生じないことが多いです。
奨学金は子供自身が組むローン、教育ローンは親が組むローンです。
債務整理をした後に、教育ローンを組めるかどうかといった点ですが、手続き後5年以内に新たな教育ローンを組むことは難しいでしょう。
教育ローンは、奨学金とは違い、子どもではなく親の名義で借入をするローンのことです。
そのため、その借りる親自身が債務整理手続きをして信用情報に事故情報の記録があると、審査が通らない可能性が高いからです。
もちろん、債務整理をしていないもう一方の親が信用情報に問題がないようであれば、審査が通る可能性がありますので、その方名義で組むことは可能でしょう。
ちなみに、教育ローンは国から借りるものと民間企業から借りるものがありますが、いずれも信用情報の確認をされますので、いずれの場合でも、債務整理をして5年以上経過しない親自身が借入の申込みをしても審査が通らない可能性が高いです。
なお、信用情報に自己情報が記録されているのは、各機関によって異なりますが、おおよそ5~7年程度と言われています。
そのため、それ以上経過してからの教育ローン申込みであれば、審査が通る可能性があります。
今現在すでに月々のご返済が厳しくなっている方や、すでにご返済の滞納が続いている方については、将来的なご不安もあるかと思いますが、早急に債務整理手続きのご検討をされることをおすすめします。
ご返済の滞納が続いてしまうと、結局はそのことで信用情報に事故情報が載ってしまうため、債務整理をしていなくても、上記記載のような影響が生じて来る可能性があります。
将来的に奨学金や教育ローンを組む予定がある方は、早めに債務整理手続きをして身を軽くしておくことで、実際に必要な時期になった際には信用情報から事故情報が消えている可能性もあります。
もしお悩みの場合は、当事務所で無料相談をお受けしておりますので、お気軽にご相談ください。
奨学金や教育ローンのご予定がある方は、早めに専門家にご相談ください!
借金問題等で困っている10,000人以上の方の問題を解決してきた司法書士です。
多くの実務を経験してきたからこそ、それぞれの人に合った最適な解決方法をお伝えできます。
債務整理手続きで分からないことがたくさんあると思います。当サイトが参考になれば幸いです。