2023.9.6更新
アイフルとは、アイフル株式会社のことです。
キャッシング利用する方の大半はアイフルで借入れしている、というほど、ほとんどの債務者が借りている業者でしたが、現在はアイフルマスターカードといってショッピング機能がついたアイフルカードができましたので、キャッシングだけでなくショッピング利用もアイフルを利用しているという方が多くなりました。
また、女性限定のデザインカードを発行したり、女性専用ダイヤルを開設するなど、女性向けのサービスも展開して、より身近に感じられるようになった会社です。
その他、アイフルは、他大手消費者金融が続々と銀行と手を組むなかで、唯一どの銀行下にも属さない消費者金融です。そのため、融資をするうえで、審査が比較的甘いと言われています(あくまで噂です・・・)。
なお、平成21年12月に事業再生ADR手続き(簡単に言えば、企業の債務整理)をしている会社となり、上記のとおり銀行下にもない会社のため、他の消費者金融と比較して資金繰り面から不安定な会社とも言えます。
アイフルの本社は、京都府京都市下京区にあります。
【債務整理手続きについて】
アイフルは、債務整理手続きを進める場合、交渉は比較的スムーズな会社でしたが、近年日に日に交渉条件が厳しくなっています。
以前は、1年未満の取引についてのみ、将来利息を付加しての和解、という条件がありましたが、2023年以降は、長期取引をしていたケースでも、将来利息のカットはできない方針に変更となりました。
そのため、今後アイフルの借金について、債務整理を検討している方においては、将来利息をカットしてもらうため、といった理由だけであれば、債務整理をするメリットはなくなります。
債務整理をするメリットとしては、今ついている利息の%を下げてもらい、月々の返済額を下げてもらう、といった点になります。
なお、取引期間が5年未満の場合は、短期取引扱いとされてしまい、利息が16%程度付加されるケースもありますので、その場合は債務整理手続きを進めてもあまりメリットがない可能性もあります。
債務整理手続きを進める場合、利息を何%にするかは、アイフル側の決算状況等によっても、提示される&が変わることがあります。
また、交渉によって、%を多少下げてもらうといったことも可能なケースがあります。
10年以上前の債務整理では、交渉によって元金和解もしくは、元金減額にも応じてもらえるケースがありましたが、昨今ではどの業者も、専門家が介入するまでに付加されていた利息・損害金のほか、専門家が介入した後、実際に和解するまでの経過利息や損害金については、カットしないといった方針の業者がほとんどとなっています。
アイフルもそうした業者のひとつで、専門家が介入しても、和解するまでは経過利息や損害金を付加し、付加した金額でないと、交渉にも応じてもらえません。
そのため、専門家へ依頼するとしても、早期和解を進める必要があります。
【過払い金請求手続きについて】
アイフルへの過払金請求についてですが、冒頭で記載したADRの影響もあり、返還状況は厳しくなっています。
現状、交渉のみでは、過払金額の5割の返還も渋るようになっています。
金額が少額であれば5割に応じてもらえるケースもありますが、2~4割で提案されることが多くなります。それ以上の金額を返還してもらう場合、裁判をおこして争う必要があります。
専門家に依頼する場合、裁判へと進んだ場合、多くの場合で追加費用がかかりますので、その金額にも見合う過払金額があるようであれば、裁判手続きを進めてもらう方がよいでしょう。
ただし、裁判となれば、その分長期戦(半年~1年程度)となりますので、「時間がかかってもより多くの過払金を手にしたい!」という方は裁判へと手続きを進めて、「時間はかけず早く少しでも過払金を返してほしい」という方は裁判をせずに、数か月以内に最大限返してもらえる金額で応じることになります。
なお、もし以前の取引で過払金があって、かつ現在も借金が残る方の場合は、借金から過払金額を相殺して、それでも残ってしまった借金の分割払いまたは一括払いが必要です。もし過払金の方が多ければその差額を現金で返還してもらいますが、その金額の大小によっては、「債権債務なし」=過払金返金はしない、と提案されるケースもあります。
ちなみに、過払金を相殺してもらっても借金が残ってしまう場合、いわゆるブラックリストに債務整理をしたと登録がなされますので、その点ご注意ください。
アイフルについては、任意整理の交渉が長引いたりすることはほとんどありませんが、和解までの時間が長くなると、無駄な利息・遅延損害金を付加されてしまいます。また、借りパク(借りた後一度も返していない)や取引期間が短期の方の場合、その点を指摘され、できるだけ短い返済期間で和解したいと迫られることもあります。そのため、任意整理をする場合でも、なるべく早く和解できるように進める必要がある会社となります。
なお、アイフルで利用したショッピング分の借金も、キャッシング分と同様に債務整理をすることができます。ただし高額商品を購入していた場合でまだ商品がお手元にあるようなケースでは、商品を引き揚げられてしまう可能性もありますので、ご注意ください。
また、キャッシングのみ、ショッピングのみ、とアイフルの一部の借金のみ手続きをするといったことができませんので、アイフルの債務整理手続きを進める場合は、キャッシング、ショッピングともにお手続きを進めていくことになります。
アイフルのまとめ
| 将来利息のカット | 分割返済の可能回数 | 過払金請求の可否 | アイフルの特徴 |
|---|---|---|---|
| × ※和解日までの利息(経過利息)も 原則付加。取引期間に応じて将来利息の%が決まる。 | 原則最長 60回 ※ただし短期取引では2~4年程度になる可能性あり | 平成19年 より前の 取引があれば可能性有。 | 任意整理であれば比較的交渉はしやすいが、過払金返還請求は状況に応じ裁判が必要 |
近年、任意整理手続きを進めても、将来利息を付けての契約でないと、和解に応じない業者が増えてきています。先月までは、将来利息のカット(契約後の利息0%)に応じていた業者も、今月に入って急に「方針返還があり、将来利息付加でないと応じられない」と言われるケースが多くなっている現状があります。
10年以上前の任意整理であれば、元金和解や元金の減額でさえも可能なケースが多くありましたが、現在元金和解してもらえる業者はほとんどありません。最低限、和解時点の利息・遅延損害金は支払う必要がある業者がほとんどであり、どんなに長い取引をしていたとしても、一律で将来利息を付加した契約を求めてくる業者もあります。
アイフルについては、どんなに長い取引をしていたとしても、将来利息のカットに応じない業者となりました。目安としては、5年以上取引があれば、多少利息の%を下げてもらう交渉が可能ですが、5年未満の場合は、16%程度付加をしなければ和解に応じてもらえないケースがほとんどです。
今後、ますますそうした業者が増えていくとともに、交渉条件の悪化が見込まれます。
お手続きを迷われている方は、お早めに専門家へご相談されることをおすすめします。
アイフルカードの利用方法を含む債務整理、任意整理、過払い金請求、自己破産、ブラックリスト(信用情報)についてなど、疑問やお悩みなどございましたら、どんなことでも構いませんのでお電話もしくは無料相談フォームからお気軽にご連絡ください。
債務整理の専門家である司法書士がお答えいたします。
相談料は無料ですので、どうぞ安心してご相談ください。
借金問題等で困っている10,000人以上の方の問題を解決してきた司法書士です。
多くの実務を経験してきたからこそ、それぞれの人に合った最適な解決方法をお伝えできます。
債務整理手続きで分からないことがたくさんあると思います。当サイトが参考になれば幸いです。